本日、当協議会の佐々木生治(ささきせいじ)技術アドバイザーが内閣総理大臣より「海洋立国推進功労者表彰」を授与されました。
佐々木氏は、「マラッカの大魔神」「マラッカ・シンガポール海峡の守り人」として29年の長きにわたりマラッカ・シンガポール海峡における航行援助施設の整備、維持管理、現地職員の指導育成に尽力され、沿岸3か国(インドネシア、マレーシア及びシンガポール)との密接な人的ネットワークにより、厚い信頼関係を築いてきました。また、佐々木氏の活躍は、多くのテレビ、新聞で取り上げられたほか、曽野綾子氏の短編小説集「二月三十日」に収録されている「パリ号の優雅な航海」のモデルになったといわれるなど、多くの人に知られているところです。
佐々木技術アドバイザーの受賞は、当協議会にとってもこの上ない喜びであり、引き続き、同海峡の航行安全の確保に取り組んでいく所存です。